こちらは、コムロルーフが行った瓦からカラーベスト(屋根材)への
リフォーム(葺き替え)の一例です。(工事日程:約4~5日)
葺き替え前の瓦屋根はこんな感じです。
瓦本体のズレや割れ、瓦同士のすきまが大きくなっているなど、外見からはわからない状態になっている事があります。
まず棟瓦を解体しつぎに瓦をめくります。そして瓦をひっかける桟木や土・その他鳥の巣などを取り去って下地をむき出しにして、この時に屋根の垂木や野地板などの痛み具合なども確認し痛んでる所を修理します。
つぎは新しい屋根材を葺く為の下地工事です。
長い年月を経て、既存の下地は隙間があったり、腐食や波打っていることが多いため、屋根全体が平らになるように下地調整を行ないます。
調整を行った下地に、更に強度を増す意味と新しい屋根材を釘で留める為、その上からコンパネを張って、屋根を葺く準備をします。
下地工事の後、新たに下葺き材を屋根の軒先面から屋根の上方向へ重ね
ていき、タッカーピンで留めていき敷き込んでいきます。
屋根全体に張り終わったあと、下葺き材が切れていないか・留めてない所が
ないか確認します。
カラーベスト(屋根材)を葺きます。
軒先やケラバ(屋根の妻部分)に雨水を切る為、板金工事をします。
そしてカラーベスト(屋根材)を屋根の下から順番になれべていき専用
の釘で留めていきます。屋根全面に本体工事を終えたら、棟板金工事
をし工事完了となります。最後に屋根材に割れ(クラック)や隙間がないか
釘が留まっているか確認をし終わりになります。
こちらは、コムロルーフが行ったカラーベストから横葺き板金(屋根材)への
屋根カバーリフォーム(葺き替え)の一例です。(工事日程:約2~3日)
屋根を板金でカバーする前はこんな感じです。
屋根をよく見ると、屋根材のカラーベストがあちこちで割れ、クラック、苔、表面の剥離を確認することがあります。また屋根の縁に使う板金の錆や釘の浮き、欠損なども見受けられます。
つぎは新しい板金材を屋根にカバーする為の既存板金撤去工事です。
屋根の軒先部やケラバ(妻)部はその上からカバーする事ができるのですが、屋根の一番上にあたる棟板金と棟板は撤去し、さらに既存の雪止め・棟換気なども撤去となります。
つぎに、屋根を板金でカバーする前に防水シートを既存カラーベスト(屋根材)の上に軒先部から敷いていきます。その際、防水シートが切れていないか、たるみはないか、重なりは十分かを確認します。
横葺き板金(屋根材)を葺きます。
既存の軒先やケラバ(屋根の妻部分)にその上から板金工事をします。そして横葺き板金(屋根材)を屋根の下から横方向に順番になれべていき専用の釘またビスで留めていきます。途中、雪止めの取り付けも行い、屋根全面に本体工事を終えたら、棟板金(換気棟)工事をし工事完了となります。最後に屋根材(板金)同士がちゃんとかんでいるかや隙間がないか釘が留まっているか確認をし終わりになります。